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高速道路の鯉のぼり

こんにちは。

本日は、高速道路で見かける鯉のぼりのお話です。

こちら【ふき流し】と呼ばれ、風の向きや強さを目で判断するために設置されています。

高速道路を運転していて、トンネルから出た途端に強い横風が吹いていたりすると、

風にハンドルがとられてしまって事故につながりかねません。そこで、お客さまに風の強さをお知らせするため、

橋の上やトンネルの出口など、風が通りやすいところには、この吹き流しが設置されています。

 

こいのぼりと同じで、風が強ければ強いほど吹き流しは横になびき、風速10m/秒で概ね真横になびくようになります。

ちなみに、風速10m/秒がどのくらいの強さが想像がつきますか?

風速10m/秒は、走っている車が横風にあおられる感覚を受ける強さです。

吹き流しが横に流れているのが見えたら、横風が吹いているという心構えをするとともに、ハンドルを今一度しっかりと握り、

運転している車が流されないように注意しましょう。

 

吹き流しの設置されている場所は、風速が大きく変化するなど、風の影響を受けやすい地点であることを示しています。

吹き流しが風になびく角度によって風速を確認することはもちろん、

普段走行するルート上に吹き流しが設置されている場合は、

その地点は風が強く吹く可能性があると日頃から意識しておくことも大切です。

 

木下