- 2023.10.26
- ブログ
知らずにクルマの寿命を縮める行為
こんにちは。
本日は知らずにクルマの寿命を縮める行為のご紹介です。
停車した状態でハンドルを回している「据え切り」です。
据え切り自体を多く行ったからと言って、パワステ機構がすぐに壊れるということはありませんが、
タイヤやサスペンションなどには、据え切りで大きなダメージが加わります。
クルマの重さを支える4つのタイヤには、車重の4分の1の重さがかかっています。
例えば、約1.5トンのクルマでは、一つのタイヤにかかる重さは約400㎏です。
ゴム製のタイヤを、400㎏の重さで地面に擦りつけ続けたら、どうなるでしょうか。タイヤの偏摩耗を引き起こし、寿命を短くする要因です。
ステアリングやサスペンションの機器類にも、ダメージが蓄積されていきます。
クルマのハンドルを切る場合には、少しでもいいので、クルマを動かしながら操作していくことを意識しましょう。
木下