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軽油は凍る⁈

こんにちは。

本日は乗用車でも増えてきた軽油についてのお話です。

都心で売られている軽油と北国や雪国で売られている軽油とは、実は種類が違うということをご存じでしょうか。

その主な理由は「軽油は凍る」ということです。

ちなみに軽油はカチカチに凍るのではなく、軽油に含まれるワックスという成分が低温になると分離してしまい、シャーベット状に凝固し、

それが燃料フィルターなどを詰まらせ、エンジンを停止させてしまうことがあります。

 

実は軽油には5種類あり、それぞれを季節や地域によって売り分けており、

種類はJIS規格によって「特1号」「1号」「2号」「3号」「特3号」に分類されていて、数字が大きくなるほど凍結しにくくなります。

日本工業規格が発表する軽油使用ガイドラインを見ると、地域や季節によってお勧めの軽油の種類が記載されています。

例えば非常に寒い2月を見ると、道南を除く北海道では「特3号」、関東でも「2号」を推奨しています。

一方で8月は、北海道から沖縄まで「特1号」が推奨。

そう、実は関東においても、季節によって軽油の種類が変わっており、年間を通して変わらない唯一の地域は沖縄で、通年で特1号となっている。

ちなみに石油会社によると、通常のレギュラーやハイオクは日本程度の気温では凍結しないそうです。

 

寒冷地への旅行は燃料にご注意を!

 

木下