- 2023.08.01
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変速方式の基礎知識
こんにちは。
本日は、車の変則方式についてお話します。
一昔前までは「変速方式」といえば、5速のマニュアルか、「トルコン」などと呼ばれる3速&4速のATが大半を占めていました。
しかし最近バリエーションは大幅に拡大しております。
マニュアルミッション
オーソドックスな「手動変速」は、今や希少な存在にり、ベーシックモデルとスポーツモデルを中心に細々と採用。
渋滞路などを走る際に面倒ながら、運転の楽しさや燃費という点で優位。
ベーシックモデルの場合5速。スポーツモデルは6速を採用するケースが多い。
トルクコンバーター+多段変速機
いわゆる普通の「AT」。
アメリカで発達し、今や日本でも主流となっている。
燃費と変速ショック改善のため、ギア段数を増やすのが最近の傾向。
2リッター級で5速ATを採用するモデルも多くなり、6速ATさえ珍しくない。
CVT
日本で発達した変速機。金属ベルトとプーリーを使い、徐々に変速比を変えていく。
スクーターと同じく停止から巡航まで全く変速ショックが無いため「無段変速」とも呼ばれる。
燃費の良さやスムーズさを特徴とし、2リッター級以下に採用されるケースが急増中。
シーケンシャルAT
普通の6速マニュアルミッションを油圧などで操作するシステム。
ヨーロッパでは『ロボタイズド』などと呼ばれる。
クラッチも自動制御するため、ペダルはブレーキとアクセルしか付いていない。
DSG
VWなどが広く採用し始めている変速機で、機能的にはF1マシンと同じ。
ギアチェンジに必要とする時間はマニュアルミッションより短く、加えてクラッチペダル無し。
ノロノロ走行で若干ギクシャクするのを除けば、燃費も性能も文句無し。
e-CVT
プリウスやエスティマ・ハイブリッドに採用されている変速方式。
多段ギアやベルトを使うCVTのような、いわゆる「変速機」というものが無く、モーターとエンジン出力をシーソーのようにバランスさせながら使う。
ご自身のお車の変速方式も確認してみてくださいね!!
木下