- 2023.06.15
- ブログ
回生ブレーキとは
こんにちは!
本日は「回生ブレーキ」について書いていこうと思います!
皆さんも一度は耳にしたことのあるフレーズだと思うのですが
ハイブリッドカーや電動自動車に採用される「回生ブレーキ」とは一体どのような働きをしているのでしょうか。
「回生」とは「生き返る」ことを意味します!「回生ブレーキ」で生き返らせるのは運動エネルギー!
・停まっているクルマを動かすのには、エネルギーが必要です。それはガソリン・エンジンで燃料を燃やして作ったものかもしれませんし、電気でモーターを動かした力かもしれません。とにかく、クルマを動かすのにはエネルギーが使われます。
赤信号などで停止しようとブレーキをかけると、勢いよく動いていたクルマの運動エネルギーは失われてしまいます。
厳密に言うと、ブレーキパッドがローターを挟み込み、その摩擦の力で減速力を生み出します。
ブレーキによって運動エネルギーが摩擦熱になって空気中に放出されます。運動エネルギーが摩擦熱に変換されます!
しかし。。。
せっかくエネルギーを使って車を加速させたにもかかわらず、熱として失ってしまってはもったいない!
そこで、クルマが減速するときに失ってしまう運動エネルギーを生き返らせて回収しよう=それこそが「回生ブレーキ」の役割なのです!!!
重要になるのがモーターの特性!
モーターは電気を流すと回転します。別の言い方をすると、「電気を運動エネルギーに変換する」とも言えます。
そして、重要なのは次の特性です。モーターは軸を回転させると、電気を生み出します。つまり、使い方によっては駆動だけでなく、発電機にもなる!
昔、流行した自転車のライトは、車輪にモーターを押し付け、回転させることで
ライトを点灯させていましたよね!
モーターの軸を回転させて発電できるということは、運動エネルギーを電気に変換できることを意味します!
運動エネルギーを電気に変えて回収~
その電気を再びモーター駆動に利用すれば、ロスが少なくなり、燃費がよくなります!
ハイブリッド車の燃費性能が高いのは、そうした減速するときに失う運動エネルギーを回収して、再利用しているのも理由のひとつだったのですね!
調べてみると意外に面白い内容が沢山ありますので
今後も調べて、書いていきたいと思います!
ではまた!